Frase・Buona 計画~竣工までの記録①

既存マンション

今回の計画地にて、昭和57年築の鉄骨3階建の賃貸マンションが建っておりました。オーナー様より屋上防水の水漏れや耐震の面で不安だと相談を伺っておりました。

今回の計画では、二つの選択肢がございました。①既存マンションの大改修をして新たな入居者を募る

②老朽化したマンションを取壊し、新たに賃貸マンションを建築する 

というものでした。

既存文化住宅

同じく、計画敷地内で昭和45年築の文化住宅が二棟ございました。オーナー様より現在入居者様もおらず治安も心配との事でした。

今回、オーナー様と幾度と無く協議をさせて頂きました結果、親から承継した土地を守りたいとの思いが強く、相続税の対策も行いたいとの申し出を頂き、②の賃貸マンションを新たに建築する選択を頂きました。

解体現場

マンションの入居者様には、快くご退去頂き、スムーズに解体工事に着手出来ました。

解体についても、昨今問題のアスベストの処理の問題がなく、滞りなく工事が行えました。

計画土地

解体後の計画土地です。

今回の土地は、約1,000㎡強の広大な敷地でした。

最寄駅からの距離も徒歩7分、南向きのマンションが建設出来ることから、2LDKの新婚様向けの賃貸マンションを建設するプランで進めました。

金融機関で難航しました融資承認も頂き、都合4億強の壮大なマンション建設計画が動き出しました。

建設看板

マンション建設は、大手ゼネコンのコーナン建設様にお願い致しました。

建築設計施工をコーナン建設、建築計画、工事進行管理を弊社TMKで行いました。

マンション名称は、計画開始時よりオーナー様の肝いりの名称「Frase・Buona」で開始致しました。

地鎮祭

工事の安全と無事竣工を祈念致しまして地鎮祭を執り行いました。

オーナー様、工事関係者、融資元金融機関、保険担当者、社労士、TMKが参加致しました。